じぶんの町を良くするしくみ 赤い羽根共同募金

赤い羽根共同募金とは

赤い羽根共同募金は、戦後間もない1947年(昭和22年)に「国民たすけあい運動」という名称で、生活に困った人たちの救済を目的として行われたのが始まりです。

以後、毎年10月から12月にかけて行われる共同募金運動は、今も続く歴史の長い募金活動です。そして70年以上たった今、社会が大きく変化する中で、共同募金の役割も大きく変化してきました。

現在の共同募金は、「地域福祉の推進」を目的に、さまざまな地域の課題解決に取り組む活動や、自ら地域をつくっていく活動を財政面から支える仕組みとして、また、地域のみなさんのやさしさや思いやりを届ける運動として実施しています。

このように、赤い羽根共同募金運動は、「地域の絆、支え合いの絆」を大切に「自分の地域が住みやすいまち」になるように、これからも活動を続けて行きます。

 

赤い羽根の由来

共同募金のシンボルである「赤い羽根」。使うようになったのは第2回目の運動からです。1948年頃、アメリカでも水鳥の羽根を赤く染めて使っていました。それにヒントを得て、日本では不要になった鶏の羽根を使うようになりました。
「赤い羽根」は、寄付をしたことを表す「共同募金」のシンボルとして、幅広く使われています。

 

共同募金の仕組み

地域で集めた募金は、集めた地域で使われます。

みなさんからご協力いただいた募金は、茅野市を良くする活動のために使われています。募金の約60%は、茅野市内での福祉活動に役立てられ、残りの40%は、長野県内の福祉活動・防災活動等に役立てられています。

茅野市で集められた募金は、主に以下のようなことに使われています。

茅野市社協の事業へ
広報紙やらざあの発行
市内の小・中・高校での様々な福祉活動への助成 など
地区社協の活動へ
福祉推進委員活動など身近な地域の支えあい活動支援や、高齢者の昼食会や配食サービスなどの活動支援 など
市内ボランティアグループの活動へ
茅野市内の高齢者、障害児・者、児童・青少年、住民等を対象にしたボランティアグループへの助成
長野県内の広域事業へ
区・自治会等で防災のために整備する物品・設備の助成や、孤立を無くす活動への助成、県内の福祉施設・団体への助成 など

災害にも共同募金は使われています。

大規模な災害が起こったときの備えとして、各都道府県の共同募金会では、募金額の一部を「災害等準備金」として積み立てています。この積み立ては、大規模災害が起こった際に、災害ボランティア活動支援など、被災地を応援するために使われています。

配分額を決めてから募金を集める仕組みです。

共同募金は、募金が集まってから使い道を決めるのではなく、使い道や集める額を事前に決めてから、募金を募る仕組みです。これを「計画募金」と呼び、「配分計画」を明確にすることによって、みなさんのご理解・ご協力をお願いしています。

毎年その計画を達成するために、1世帯当たりの目安額などを定めて募金を募っています。 これはあくまでも目安額であり、決して強制的な額ではありません。

運動の趣旨をご理解いただき、地域福祉向上のためにご協力をお願いします。

 

募金運動の期間

全国一斉に、毎年10月1日から12月31日までの3ヶ月間募金運動を行っています。

 

共同募金への参加(募金運動の展開)

戸別募金
みなさんが住む区・自治会を通じて各世帯にご協力いただいている募金です。
法人募金
地区社協を通じて、茅野市内の法人・企業にご協力いただいている募金です。
学校募金
茅野市内の小・中学校の児童・生徒からご協力をいただている募金です。
街頭募金
市内大型店の店頭や街頭など、人の集まる場所でご協力いただいている募金です。
職域募金
茅野市内の企業や団体の職場内で、社員や職員のかたにご協力いただいている募金です。
その他の募金
茅野市内の公共施設などに設置した募金箱や、イベント会場でご協力いただく募金です。
 

関係機関へのリンク

赤い羽根共同募金の詳細についてはこちらをご覧ください。