権利擁護について知りたい

家計改善支援事業とは

何らかの理由により家計が苦しく生活が困窮している方に対し、家計の相談・見直しを行うことで生活再建を目指す事業です。家計管理に関するアドバイスを行い、必要に応じた法律相談や貸付事業等の活用を促すことで、自立生活の促進を図ることを目的にしています。

事業の内容

(1)相談者とともに家計の状況を理解し、「家計を管理しよう」という意欲を引き出す

(2)相談者自身で家計を管理できるようになることを支援する

(3)家計に関する課題の解決に関わるさまざまな支援をつなぐ

(4)貸付事業等の活用を通じた重層的なセーフティネットを構築する

事業の対象者

生活に困っている方の相談窓口となる、茅野市役所内に設置されている「まいさぽ茅野市」において相談をされた方が対象となります。例えば…

多重債務もしくは過剰債務を抱え、返済が困難になっている人
収入よりも生活費が多くお金が不足しがちで、借金に頼ったり、支払いを滞らざるを得ない人
収入が少なかったり波があったりするが、生活保護の対象とならず、家計が厳しい状況の人
カードに頼って生活や買い物をして、いくら借金があるか把握していない人
収入はあるが、家賃をはじめ、水道光熱費、学校納付金、給食費、保育料などの滞納を抱えていたり、税金などを延滞したりしている人
  • 本事業の利用には、一定の条件が必要となります。
  • 詳細についてお聞きになりたい方は、お問い合わせください。

相談・支援の流れ

(1)担当者が一緒に家計を「見える化」(収支バランス、滞納状況の確認)します。

(2)家計再生プランを作成し、具体的な支援内容を提案します。
  → 必要に応じて債務整理に関するお手伝いもします。

(3)ご自分の収入の範囲で生活ができるようになるまで家計管理をともに考えます。

(4)相談者の状況に応じた支援が行われるように様々な支援につなげていきます。

※相談は無料。秘密厳守します。